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21号 マセラティ・ボーラ
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◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第21号
発行日:2003年4月25日
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このメールマガジンでは不況をぶっ飛ばす売れ行きのフィット、環境に優しい
カローラ、などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
=========================================================
'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
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・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて解体にならない名車を取り上げていきます。
【ご挨拶】
皆さんこんにちは。
ゴールデンウィーク寸前です!予定の方はもうお決まりでしょうか?
今年は長い休みの所が少ないようですね。無休の私には関係無いですが・・・。
前回の特別号でアンケートを実施しました。
それ以前の第12回に実施した時とほぼ同じ、59名の回答を(最多のQ1で)
頂きました。皆さんご協力ありがとうございました。
元々マニアックなカテゴリーであり、独自路線を突き進んでいるメルマガです
が、皆さんのご意見はしっかりと参考にさせて頂きます。
しかし全てのご意見が反映される事は不可能ですので、折角アンケートにご協
力頂いても、ご希望通りに変更されない事があってもご勘弁下さい。
アンケート結果を発表しておきます。
Q1.もっと取り上げて欲しい車は?(イタリア、イギリス、ドイツを除く国別)
フランス 25%
スウェーデン 7%
アメリカ 22%
日本 34%
その他 12%
◆日本車の要望が意外に強いです!で、スウェーデンより多い「その他の国」
って、カナダ?オーストラリア?インド?オランダ?・・・
Q2.ヤフオクぶらり漫遊記♪はどうですか?
あった方が良い 71%
無くてもよい 2%
どちらでも構わない 27%
◆7割超えて、案外皆さん見てくれているみたいですね。
「無くてもよい」は1名のみ。今後も続けていきます。Q3の結果も考慮して
珍しいのばかり中心ではなくお買い得なモノも取り上げた方が良いかも、です
ね。
Q3.あなたは「コレクターズカー」を、
複数台所有 16%
1台所有 20%
興味があるが持っていない 63%
◆さすがコアな読者層、複数台所有が16%おられます!最多の人はいったい
何台持っているのでしょうか、気になります。
まとめると現在持っている人が4割、「興味はあるが持っていない」が6割とな
りました。
最近はNoxの規制や税制の改正もありましたので、過去に持っていたか?の
問いではまた結果も変わっていたでしょう。
Q4.このメルマガのために記事を書いてみますか?
機会があれば書くかな、、、 18%
もしかしたら書く可能性もあるかも・・ 39%
絶対に書かない、読むだけ。 42%
◆この問いの回答には驚きました!「書かない」の約4割を上回る6割の方が
書く可能性を示唆しています!!
是非是非、好きな車のことを書いて見てください。面白くていいものですよ。
自分の趣味の主張でもOKですし、上手い文章でその車種の価値が上がるか
も?!です。
実際に触れたインプレッションがあれば更にうれしいですね。
皆さんよろしくお願いします。
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■■■□ 第21回
■■□ 【マセラティ・ボーラ】
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今回はスーパーカー世代のヒーロー、マセラティ・ボーラです。
イタリアの雄といえば「フェラーリとアルファロメオ」とか「フェラーリとラ
ンボルギーニ」と言われますが。「フェラーリとマセラティ」と言われる輝かし
い時代もありました。
メーカーですが、マセラティは多くの他メーカーと同じく人の名前です。兄弟
によって立ち上げられ、1947年より市販車を出しています。
経営難はそれはもう何度も訪れており、シトロエン、デトマソ、などを経て、
90年代に入りフィアットに買収され、その傘下のフェラーリに経営を一任さ
れたのは記憶に新しいところです。
イメージ的にはレースから始まり、スーパーカーで名を馳せて、超高級路線を
はしり、現在は若干スポーティーに振り直して高級GTという感じでしょうか。
ちなみにマフィアの発祥地シチリア島にて映画ゴッドファーザーでファミリー
に乗られていたのはマセラティでした。
初の取り上げとしては純血のギブリなんかが相応しかったのかもしれませんが、
ボーラはスーパーカー時代にオオウケだったのと、他にもそれなりの理由があ
ります。
まず、マセラティ初のミッドシップカーで、ギブリ譲りのV8エンジン、そし
て最大の魅力がイタルのジウジアーロのデザインしたスタイリングです。
現在においてもあのデザインは非常に評価が高いようで、私も真後ろから以外
は大変格好よく思えて大好きな形です。
ちなみに1971年にデビューしたボーラに1年遅れで出てきた低価格版の弟
分「メラク」はグリルやホイールを除く前半分のデザインを共有しており、ド
ア以後のデザインや作りが違っています。こちらはボーラよりもエンジンや内
装をふくめてよりシトロエンの血が濃くなり、カッコはよくて維持するには楽
ですがスーパーカーとしてのカリスマ性はやはり低くなりました。
ボーラの特徴として、鋼管チューブラーフレーム、一体構造ボディ、4輪ウィ
ッシュボーン独立懸架、前後通風式サーボ・ディスクブレーキ、DOHCのV
8でウェーバーの4キャブ、トップはステンレス張り、リアエンジンフード部
はガラス張りで、メラクにはないクォーターガラスが有るのも外観の特徴です。
メラクほどではないもののシトロエンの技術ハイドロニューマティックが投入
されており、残念ながらこれらはオイル漏れなどを容易に引き起こし"弱点"
となっています。
生産台数に付いては諸説有りハッキリしないようですが、現存数は200台以
下のようです。
売り情報は世界規模で見てもほとんどなく、日本国内に至っては"相場"が存
在しないレベルです。
一度600万円で売りに出ているのを見た気がします。もっと高くても良い気
もしますね。
メラクは台数が幾分多くこの半値くらいでタマに出ていますね。
こんかいのボーラ、入手難易度は5段階中の"4"でしょうか。
スーパーカーのバイブル、「サーキットの狼」にも出てきますが名のあるドライ
バーが乗ることもなくA ライ模擬レースではポールポジションのスタートから
直後にスピンと残念ながらあまり良いところはありませんでした。
マセラティ・ボーラ
ボディーサイズ: 4335×1770×1135mm
ホイールベース: 2600mm
エンジン: 水冷V8気筒DOHC
駆動: ミッドシップ5速
回転半径: 5.3m
定員: 2名
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◆◆◆ヤフオクぶらり漫遊記♪
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ここでは名品、珍品の巣窟と言われるヤフーオークションの出品物を幾つか取
り上げてみたいと思います。
1970 マセラーティ インディー
http://page3.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c32920349
これもマセラティ。これはこれで実物見たら凄いんでしょうけど、個人的には
今回のボーラの方が良いですね!
コレクターズアイテム モーガン
http://page3.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c35374303
乗ってみたいですね!これも名車です。
現在はカテゴリーに2台ありますね。
文章からはどちらも程度は悪くないようです。
ポルシェ トラクター 1960年式
http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d31589351
さすがヤフオク!凄いのが出てきました。価値は有るんでしょうね~。しかし
私は良く分からずついて行けてません。マニアは垂涎なんでしょうか?
●●━…━…━…━ あなたも書いてみませんか? ━…━…━…━●●
あなたの愛車のバックグラウンドやウンチク、書いて見ませんか?
もちろん憧れの車や興味のある車種でも結構です。
文才の無い私をみかねたあなた、面白い車の知識を豊富に持っているあなた!
是非是非、原稿を書いてみませんか?
好き嫌いや故障しがちな弱点、クセなども含めて頂けると面白いですね。
"真"の車に理解のある500名弱のコアな読者があなたの紹介する車を待って
います!読む以上に書くのも面白いですよ!
この手の車はオーナーやマニアなどそれぞれ思い入れの有る
「この1台!」は皆さんが知識、経験など勝っているモノです。
なにぶん物が物だけに書籍によって情報が違ってたりという事もよくあります。
双方向でお互いに情報交換や指摘、手助けなどが出来るメールマガジンになれ
ばいいなと考えています。
●●━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━●●
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