クラシックカー、オールド・ヴィンテージ車両の並行輸入代行、 通関から予備検査登録、 特殊なモノほどお任せ下さい!
輸入業務の流れ
在庫情報・車種例
お問い合わせ
関連コンテンツ
クラシックカー・スーパーカー総合研究所 バックナンバー
NEW ARRIVALS
CARS ON SPECIAL
83号 ブリックリンSV-1
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
◆クラシックカー、スーパーカー総合研究所◆ 第83号
発行日:2004年7月2日
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
このメールマガジンではバリバリ売れ筋のフィット、環境に優しい
キューブ、などの現行一般受け自動車には目もくれずに、
輸入車、さらに一歩突っ込んでクラシックカー、スーパーカーを皆さんと一緒
に紹介、再考していこうという物です。
紹介するのは
=========================================================
'70年代までをメインとしたマニアックなクラシック、ヴィンテージ車、
'70年代半ばからブームになったスーパーカー達、
さらに'90年代から現在に至るまでのハイパフォーマンススーパースポーツ、
=========================================================
・・・などなど、
一部日本の旧車も交え、総じて言うと『コレクターズカー』と呼ばれる古くな
っても価値を見出されて、解体にならない名車を取り上げていきます。
<<過去の紹介車種>>
●フォードGPAからマクラーレンF1まで、
様々な本編車輛とバックナンバーの画像はこちら
→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/backnumber.htm
【ご挨拶】
皆さんこんにちは。
車好きである皆さんの中には、プラモデルやラジコンに嵌っている人も多い事
でしょう。
私はそんなに詳しくないのですが、私レベルでもタミヤと京商くらいは当然の
ごとく知っています。
その世界のKYOSHOさんが、HPでクラ・スパ総研のコンテンツを採用し使って
頂く運びとなりました!
「京商」さんと言えば老舗中の老舗。
幅広い商品群の中でも5年ほど前から販売を開始してチカラを入れているのが、
今では既に人気で知る人も多い「ミニッツ」というシリーズの小型・高性能で
形も精密なラジコンカーです!
是非一度ウェブを訪ねてみて下さい。
http://www.mini-z.jp/index.php
「MINI-Z Story」というコーナーで「コレクターズカー総合研究所」の名前で
当メルマガのコンテンツが盛り込まれており、SPECIAL THANKS として何故か私
の個人名も出てて照れくさかったりもしていますが(^^;
さて、そんな経緯もあり本編では新し目の、ラジコンカーにも成りそうなモデ
ルを紹介したいところではありますが、そこは独自路線の「クラ・スパ総研」!
今回の本編は、他ではありえないマイナーなチョイスです!!
■■■■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■□ 第83回
■■□ 【ブリックリンSV-1】
■□
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回のブリックリンSV-1、これは当メルマガで初のカナダ車です。
チョット時期が遅れてはいますが、当時ブームの「スーパーカー」との認識も
一部ではあるようです。
そんなブリックリン、知らない人も多いでしょうし、書籍などでもほぼ情報が
ありませんので"再考"と言うよりも、クラ・スパ総研が第一人者として情報
を発信していく形となりそうです。
まずは画像を見ていただくのが早いですかね?
→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/backnumber.htm
カナダの「Bricklin Vehicle Corporation」で造られたこの"SV-1"、
意味するのは"セーフティ・ビークル(安全車両)"で、スポーツカーとしては
意外です。
製造されたのは1974年から1976年までの僅かな期間で、ファクトリー
からの生産台数は2854台。
高コスト、低生産性などで財産管理となりました。
破綻後に寄せ集められてさらに5~60台が造られたと言われています。
画像を見て、ここまで読んで、「おっ?!」と思われた方も居られるでしょう。
そう、特徴的なガルウイングの開き方、短い生産期間、破綻、寄せ集め、など
など、あの"デロリアンDMC-12"と奇しくも共通事項が見受けられます
(ブリックリンの方が数年早いですが、他にも似た点多数)。
第26号デロリアン→
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/back26.htm
外観の特徴はもちろんガルウイング。
これはメルセデス300SLやデロリアンのソレの様に、真横にガバッと開く
タイプです。
ドア以外では、フロントのノーズ部分に段差が有るのが特徴でしょうか?
パッと見はフェラーリやマセラティのアノ車種に似ていたり、横に回ってみれ
ばフェアレディZにも似ていたり、と言った印象も有ります。
FRPパネルに、色付きのアクリル樹脂板が接着されたボディは、選べるカラ
ー5色;
白、赤、オレンジ、ベージュ、緑、
で全て腰下ブラックのツートン。
ペイントではないので少々のスクラッチだとバフ掛けだけで直る、というのが
当時のセールスポイントでした。
室内は外装色に関係無く全てベージュ。
安全の為にロールケージを標準で装備してあると言うのは理解できますが、安
全を考えて灰皿やシガーライター無しという、少しズレた徹底ブリです。
772台の1974年モデルはAMC製V8-5.9Lエンジン220馬力、
1975年モデル以降はフォードの351cui、V8-5.7Lのいわゆるウィ
ンザーユニット175馬力を搭載していました。
これを3速AT(一部74年には4速マニュアル)で受け止めます。
同年代のコルベットと互角の高性能!と言うのが触れ込みですが、この時代の
コルベットは既に大幅パワーダウンをされていた時期でしたので・・・。
そう、ルックスやドアの派手さとは裏腹にメチャクチャ速い車ではないのです。
しかし"希少性"という事では抜群で、あのデロリアンの上を行きます
(台数は約3分の1です。映画に出ていなく知名度が低いところがミソです)。
人とは違う車が欲しいマニア、というのは必ず居るもので、カッコも良くて、
「その車何?!」って言われたい人も必ず居ます。
色んなメーカーの部品を集めていますので実情はキットカーに近いですが、キ
ットでなくきちんとした"カナダの"会社からリリースされたというのもレア
物マニアの心をくすぐり、極一部で根強い人気を博しています!
日本での売りは見たことありません。よって相場も無し。
大多数がアメリカに在るのですが、中古車市場では$20000以上や$50
00なんてのも見る事がありますが、ほぼ$8000~$15000くらいの
範囲です。
総生産台数の半数かそれ以下の現存数だと言われている現在、入手難易度は
「★★★★☆ 4」でしょうか。
色褪せた車も多く、ドアの建て付けの良し悪しも注意して見ないと行けないポ
イントです(ドアは対策部品出ています)。
また、エアコンや各種パワーなどの装備も充実しているだけに現状で故障の可
能性も大です。
マニアックですが、完調なら良いデートカーにもなるかな?
Bricklin SV-1 1975my
ボディーサイズ: 4491×1717×1223mm
ホイールベース: 2438mm
重量: 1574kg
乗車定員: 2名
駆動: FR3AT
エンジン: 水冷V型8気筒
排気量: 5752 cc
ボア×ストローク: 103.6×87.4mm
圧縮比: 8.1:1
燃料供給: 2バレルキャブレター
最高出力: 175PS/3800rpm
燃料タンク容量: 79L
最高速度: 178km/h
ブレーキ(前/後): ディスク/ドラム
タイヤサイズ: 前後FR60-15
当時価格: $9980
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆◆ヤフオクぶらり漫遊記♪
──────────────────
ここでは名品、珍品の巣窟と言われるヤフーオークションの出品物を幾つか取
り上げてみたいと思います。
1960y BMW 700 ホワイト 車検16/9 レストア済み
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f24593519
非常に珍しいBMWが出ています!
前後の写りなんかはVWタイプ3に似ているようにも思いますが、サイドライ
ンは独特な形のクーペで、実車はサイズも排気量も小さい車です。
リアエンブレムの位置も面白いですね。
●●スバルR2
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f22689071
画像が面白いので取り上げてみました。
ボロボロの状態で不動、そしてアイブロー(通称ピヨピヨ)取り付けで悲しい
顔に(笑! 哀愁漂ってますね!
R2は確かに貴重品ではありますが、この状態でこの値段ではヤフオクではチ
ョット厳しいかな?
★稀少!英国 アンティーク トラクター 座面コレクション★
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f23501754
昨日の日テレ「Mobi」観ましたか?
北海道でトラクターやバスの特殊なヤツを取り上げていました。
このコーナーでも以前、ポルシェのトラクターを取り上げたと思います。
確か150万円くらいだったかな?
今回のコレはさらに凄い!座面12個で88万円です!
もちろん私には分かりませんが、色んなマニアが居るものです・・・
●●━…━…━…━ あなたも書いてみませんか? ━…━…━…━●●
この手の「この1台!」はそれぞれ思い入れの有るオーナーやマニアなど
皆さんが知識、経験など勝っているモノです。
あなたの愛車のバックグラウンドやウンチクを原稿として書いて見ませんか?
もちろん憧れの車や興味のある車種でも結構です。
好き嫌いや故障しがちな弱点、クセなども含めて頂けると面白いですね。
◇現在もれなく寄稿に対してプレゼントあります!◇
なにぶん物が物だけに書籍によって情報が違ってたりという事もよくあります。
双方向でお互いに情報交換や指摘、手助けなどが出来るメールマガジンになれ
ばいいなと考えています。
●●━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━●●
■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■
自動車輸入取り扱い業務に付きましてはHPに詳細を載せております。
本メルマガのご意見・ご感想・リクエストもお待ちしてます。
輸入車、希少車に関するご相談、雑談などもお受けしております。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
■発行・編集 M&Mインターナショナル
■URL
http://www5b.biglobe.ne.jp/~atc/
■Eメール mac525@anet.ne.jp
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
このメールマガジンは、『まぐまぐ』を利用して発行しています。
まぐまぐ http://www.mag2.com/ <ID:0000101452>
解除はこちら http://www.mag2.com/m/0000101452.htm
■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■
その他の
関連コンテンツ
もご覧ください
フェイスブックページ
クラシックカー・スーパーカー総研
トライク・スペシャリティーズ
英語ページ
Return to TOP